悪質なキャリアコンサルタントに騙されるな

ちょっと刺激的なタイトルですが重要なことなのでお伝えします。

キャリアコンサルタントには極まれにですが、自分の利益のために転職者の人生を全く考えず、とりあえず入社させようという人がいます。多くの人材紹介会社は企業に人を入社させることで報酬をもらっているので、そのようなコンサルタントが出てくるのです。(でも、そのシステムのおかげで転職者はいろいろな役立つサービスを無料で受けられるんですよ)

もともとは入りたくなかったのに、いいように丸め込まれて今より待遇の悪い企業に入社してしまったら最悪ですよね。でも少し注意していれば防ぐことはできますので、今回は対処方をお伝えしたいと思います。この言葉がすぐ出てくるようになれば大丈夫でしょう。

「ちょっと持ち帰って(電話切って)考えさせてもらっていいですか?」

自分がまだ迷っているにもかかわらず、コンサルタントが意思決定を促したときにはこんな言葉がすぐ出てくるようにすればいいのです。

ちょっとひどい例で練習してみましょう。あくまで例えです。内定者AさんとコンサルタントBの会話とします。Aさんは練習として受けていた企業Cに内定をもらいました。その時のコンサルタントBさんからの連絡です。ご自分がAさんだと思って読んでみて下さい。

コンサルB「内定おめでとうございます!C社はAさんのことを大絶賛していましたよ。Aさんは誠実で努力家であり、しかも非常に優秀な技術を持っている、是非とも一緒に働きたい人材だって面接官が言ってました。Aさんのお気持ちはいかがですか?」

内定者A「ありがとうございます。そうですね。えーすばらしい企業だとは思うんですが、」

コンサルB(会話途中で割り込む)「そうなんですね。Aさんも前向きに考えていらっしゃるんですね。」

内定者A「いや、あの、他にD社も受けてるんでその結果を待ちたいんですけど」

コンサルB「そうなんですか。実はですね。C社の求人は多数の応募者がいて、面接官はなによりもAさんに来て欲しいと、Aさんだけ先に面接をすすめて、先に合格を出しているんですね。それで、C社は他の応募者を待たせている状態なので、もしAさんが難しいというのであれば、悲しいことだが他の応募者のためにもお見送りとせざるを得ないと考えているんです。」

内定者A「はあ。そうなんですか。」

コンサルB「C社は本当にAさんに来てほしがっているんですね。こんなに欲しがっていることって滅多にないんですよ。私は何人もの人を見てますけど。それに、Aさんも基本的には前向きに考えている。こんな相思相愛のチャンスって滅多にないですからね。一方D社は、まだ面接結果がでてないですし、合格とも限らないですからね。私としてはもったいないと思うんですけど。いかがでしょうか?」

この場合、もったいないとか希少品を買うような気持ちで転職しては、あとで後悔しかねません。少し考える時間をもらって(すぐ決めろと言われても10分くらいは時間をもらうことは可能でしょう)あなたの転職理由に照らし合わせて、D社がそれを満たしてくれるのかで決めるべきでしょう。

特に最後の入社するか決める段階はしっかり考えましょう。人生で一番重要といっても過言でない意思決定なんですから。